ジャイロセンサーと統合した超音波探触子による小型関節疾患の診断装置の開発
研究責任者 |
森 浩二 山口大学, 大学院医学系研究科応用医工学系専攻, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 関節軟骨変性を非侵襲的に超音波で評価することを目指し、ジャイロセンサーと統合した超音波探触子による小型関節疾患の診断装置を提案した。それを実際に試作し、その測定条件について検討した。実際の関節軟骨試料に、コラゲナーゼ酵素を用いて模擬的な変性を与え、その変性程度を評価した。その結果、20度程度の角度範囲で測定プローブを傾けることによって、関節軟骨変性を定量的に評価できることを明らかにした。1回の測定時間については約10sec程度で実施できることを明らかにした。
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