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摩耗粉毒性を抑制する人工関節摩擦面の創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中西 義孝  熊本大学, 大学院自然科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要人工関節から発生する超高分子量ポリエチレンの摩耗粉による生体反応を抑制するため、相手面摩擦材料であるCo-Cr-Mo合金の表面性状をナノメートルオーダーで創製した。その結果、従来の鏡面仕上げ処理と比較し、摩耗量の抑制と摩耗粉サイズの肥大化が実現し、マウス由来細胞による毒性試験でも、生体反応が抑制できる結果を明示することができた。この摩擦表面の創製技術、特に低摩耗化技術はポリマー/硬質材料の摩擦系で、水系潤滑・境界潤滑領域で効果的であり、工業部品への展開が容易でため、人工関節への適用のみならず、機械部品への適用を目指した研究開発へと発展させる に至った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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