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グリーンイノベーション世代のDC-DCコンバータの開発研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 黒川 不二雄  長崎大学, 工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要CO2削減あるいは電力の安定供給のために省エネは緊急の課題である。そのためには、再生可能エネルギーのための電力変換器や情報機器等の様々な機器の電源部を構成するために必須のDC-DCコンバータの電力効率の向上、省エネ化が重要である。しかし、DC-DCコンバータでは軽負荷時や待機時には電力効率や過渡応答の低下という本質的な問題が生じる。近年、実質的な運用の面から従来は問題視されなかった軽負荷時や待機時の電力効率の向上が求められ、この本質的な欠点の克服が課題となっている。本研究では、待機状態と稼働状態を2%以下の電圧の変化で、しかも200μs以下で急峻に切り替えることを可能にし、並列接続したDC-DCコンバータをエネルギーマネジメント技術で適切に切り替えることで軽負荷時での効率を30%改善できるディジタル制御方式を確立した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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