研究責任者 |
柘植 顕彦 九州工業大学, 工学研究院物質工学研究系, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | βジケトン部位とアミド結合、またはウレア結合を持ち、種々のアルキル鎖を有する配位子を合成した。 このユーロピウム錯体について、そのゲル化挙動を詳細に検討した。 アミド結合を持つ場合、アルキル鎖長9と11のものは、クロロホルム、ヘキサン1:1溶液中でゲル化が認められた。 ゲルのSEM写真を撮ったところ、0.3-0.5マイクロの幅を有するファイバー状が観察された。 ウレア結合を持つ場合、アルキル鎖長10と12の場合、クロロホルム、ベンゼン中でゲル化が認められたが、ヘキサン、シクロヘキサン、エタノール中ではゲル化しなかった。 さらに、2本、3本のアルキル基を有する配位子についても、ゲル化することも見出した。
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