研究責任者 |
早坂 孝宏 浜松医科大学, 医学部医学科解剖学講座細胞生物学分野, 特任助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究開発は3次元PETおよびMRSデータの各点において情報エントロピーを計算し、画像として可視化するソフトウェアを開発し、脳内におけるトレーサーの複雑な振る舞いを俯瞰可能にすることを目標とした。PETで得られた三次元画像の時間変化に対して情報エントロピーを計算し、可視化することでベンゾジアゼピン受容体とアセチルコリン受容体に対するトレーサーの異なる蓄積パターンを捉えることに成功した。MRSデータの抽出方法を改善する課題が残った点を除いて、目標を達成することが出来た。今後の展開としては、メーカーへの技術移転を進め、多くのユーザーの評価と改善を経て、新しい診断技術として臨床現場へ展開することを目指す。
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