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汽水域放線菌ライブラリーを用いた新規オートファジー誘導物質の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 田中 雅樹  京都府立医科大学, 大学院医学研究科, 研究教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究はパーキンソン病に適用できる新規オートファジー誘導物質の探索を目的としており、培養細胞を用い汽水域放線菌ライブラリーからスクリーニングを行った。EGFP-LC3のオートファゴソーム分布を指標として、誘導剤候補728株中7株でオートファゴソーム形成の誘導が認められた。これら7株についてオートファジーの誘導性を詳細に確認するため、さらにウエスタンブロットにて修飾型LC3(LC3-II)の発現量も調べた。その結果、1株が非常に強く、そして3株で中程度のオートファジー活性化能を有することを確認した。今後この4株については大量培養し、逆相クロマトグラフィーなどで精製を行い、同様のスクリーニング方法でオートファジー誘導物質を単離後、NMRスペクトルの測定を行って、構造決定をめざす予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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