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ヒト造血幹細胞の陽性分子マーカーの同定と特異抗体産生システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 薗田 精昭  関西医科大学, 大学院医学研究科幹細胞生物学, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本課題研究では、ヒト未分化CD34-HSCの新規陽性分子マーカーの同定と特異抗体産生システムの開発を目指した。独自に開発したヒトCD34-HSCの高度純化法を用いて、既知分子CD133が有用な陽性マーカーであることを明らかにした。次に、18Lin-CD34-CD133+細胞を標的細胞としてBalb/cマウスを免疫し、18Lin-CD34-細胞と結合するモノクローナル抗体を産生するhybridomaを約500クローン作製した。その後、ヒト骨髄由来間葉系幹細胞(DP MSC)との共培養系におけるCD34+CD38-CD90+細胞の効率的産生を指標としてスクリーニングを行ない、有望なクローンc11を見い出した。研究開発は途上にあるが、抗体クローンは作製済みで方法論も確立していることから、本研究を継続することで新規有用分子の同定及び特許申請という当初の目標を達成できると考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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