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イソフラボン代謝腸内細菌の遺伝子マーカーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鈴木 徹  岐阜大学, 連合農学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要イソフラボンは、エストロゲン活性を持ち、更年期障害等の症状を抑えるとされ注目されている。しかしイソフラボンは腸内細菌によりEquolやO-DMAに代謝され、生理活性が大きく変化する。このため、イソフラボンの効果を正しく知るには、腸内フローラの個人差を把握する必要がある。本検討ではゲノム情報を元にO-DMA代謝に関わる遺伝子群を解明することにより、O-DMA生産菌特異的な遺伝子マーカーを構築し、その個人差を判別する検査法の開発を目的とした。今回、新たなO-DMA生産菌1株、中間代謝物ジヒドロダイゼイン(DHD)まで代謝する株1株の分離・同定に成功した。現在までに得られた4株のO-DMA生産菌とDHD生産菌菌について比較ゲノム解析を進行中である。これらの情報をもとに、個々人の腸内におけるO-DMA生産菌の存在ををPCRにより評価することが可能になると考える。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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