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スタキオース検出による緑豆類野菜の簡便・低コスト鮮度判定技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中野 浩平  岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要青果物の流通・小売現場において緑豆類野菜の鮮度の良し悪しを、外観に頼ることなく客観的に判定する技術を開発することを目的に、ソラマメ、エンドウ、エダマメを用いて、貯蔵中における積算温度と可溶性糖組成の関係について検討した。いずれの緑豆類野菜においても、鮮度低下するとスタキオースが生成され、その有無によって鮮度を判定できることが分かった。また、薄層クロマトグラフィー法(TLC)によるスタキオースの分離条件や検出下限、抽出条件について検討し、簡便・低コスト化なTLCによる鮮度判定メソッドを開発できた。今後は、現場対応型技術とするために有機溶媒の使用を極力抑えた測定法の開発や画像処理によるスポット判定について検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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