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イオン液体処理による難燃性木材の創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 宮藤 久士  京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要イオン液体を木材中に注入することで、木材に難燃性能を付与する技術開発を行った。イオン液体の分子設計およびイオン液体の木材への浸透性に関する検討を行うことで、コーンカロリーメーターによる発熱試験をクリヤーすることを本研究の目標とした。フォスフォニウム系イオン液体が良好な浸透性を示した。また、熱重量測定および示差熱測定の結果、処理木材は高い難燃性を発現することが明らかとなった。しかしながら、コーンカロリーメーター試験では発熱速度は規定値をクリヤーしたが総発熱量はクリヤーできなかった。今後は、コーンカロリーメーター試験に特化した詳細な試験体調製条件を検討することで、基準値を達成していく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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