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植物系生分解性プラスチック廃材の気体燃料としてのリサイクル化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山田 剛史  豊橋技術科学大学, 環境・生命工学系, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、嫌気性消化プロセスにおいて、ポリ乳酸(PLA)から効率的なメタン生成を達成させるため、中温・高温条件下におけるPLAからの物理化学的な加水分解性を高める最適な物性(重量平均分子量や結晶化度)を評価した。中温・高温条件下における最適なPLAの重量平均分子量は、約10,000 (中温)および約16,000(高温)であり、結晶化度は、両温度域とも40%以上であることが判明した。これまで、PLAからのメタン生成は極めて非効率的であり発生まで時間を要していたが、嫌気性消化プロセス導入前に、重量平均分子量や結晶化度を調整することは、効率的なメタン生成のために極めて有効な手段であることが明らかとなった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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