1. 前のページに戻る

農作物に蓄積する亜鉛の量を増加させるための葉面散布剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中村 進一  秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要植物(農作物)の可食部分(葉・茎部分)に蓄積する亜鉛の量を増加させるための葉面散布剤としてグルタチオンを用いることの可能性をアブラナを用いた水耕栽培実験によって検証した。 水耕液亜鉛濃度を変化させていったところ、10μMの亜鉛濃度ではグルタチオンの施用効果がなくなった。また、植物へのグルタチオンの施用量を検討したところ、これまで植物に施用してきた20分の1の施用量でも、その効果を確認することができた。 今後は、グルタチオン施用方法の更なる適正化、より高濃度に葉に亜鉛を蓄積させるためのグルタチオン施用方法を確立し、この技術の実用化に結び付けていきたいと考えている。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst