リポ酸の代謝調節作用によって鶏肉の呈味品質を向上させる特殊飼料の開発
研究責任者 |
濱野 美夫 秋田県立大学, 生物資源科学部アグリビジネス学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究は、鶏肉の鮮度保持効果をもつリポ酸の作用が呈味成分の代謝にまで及ぶ効果の実証を目標に掲げた。リポ酸を添加した飼料をブロイラーに給与し、その鶏肉における呈味性に関わる成分を中心に分析・解析を行った。その結果、リポ酸が呈味に関与する成分代謝を調節し鶏肉品質を向上させる一定の効果をもつことが示された。今後は、その効果を増強させる素材との組合せを検討し、鶏肉の呈味品質が一層向上する特殊飼料の開発を進める。
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