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新型MR Elastography加振動装置の試作と実用化の検証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 沼野 智一  首都大学東京, 人間健康科学研究科放射線科学域, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究ではMR Elastography(核磁気共鳴画像法を用いた組織弾性イメージング:MRE)で使用するボールバイブレータによる新しい加振器を試作し、その効果を検証した。本研究の基礎理論等は国内では特許化され、国際特許(JST特許出願制度)は申請済である。新型機は圧縮空気によるボールバイブレータ振動を利用する。本手法は撮影対象を直接加振することが可能であり、振動周波数に依存することなく振動量を一定に保てることを、レーザー変位計と加速度計を用いた計測実験により実証した。また、生体模擬試料(寒天ファントム)を対象にしたMRE実験を実施した事で、新型機は高磁場中でも安定した振動を発生できる事を実証した。今後はラットを対象にしたMRE動物実験を行うことで新型機の生体応用への有用性を発信し、ヒトを対象にしたMREスタディをめざす。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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