タブレット端末を用いた発声評価機能付き失語症者向け言語訓練装置の開発
研究責任者 |
黒岩 眞吾 千葉大学, 大学院融合科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 音声認識技術、高齢者・障害者を考慮したヒューマンインタフェース技術を応用し、失語症者向けの言語訓練装置をアンドロイドタブレット上で開発した。開発した装置は従来の言語訓練装置の機能(ヒント・正解の音声出力、録音・再生)に加え、訓練に用いる絵カードの各種検索機能、音声認識を用いた発声の自動評価、動画や歌での訓練機能、及び、自身で撮影した写真やネット上から得られる絵や写真を独自の絵カードとして利用する機能を有する。これらの機能により、言語聴覚士は短時間で効果的に訓練プログラムを設定し、訓練の現場で利用したり、宿題課題として提供できるようになった。また、失語症者も、いつでも、どこでも、一人で訓練が可能となった。
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