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複合アニオンセラミックス組成制御によるPt代替電極材料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森賀 俊広  徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究ではペロブスカイト型構造を有するLaTiO2N、LaNbON2やLaTaON2をベースとした酸窒化物の金属比やアニオン比等の組成比や任意の粒子径に制御してその電気的・電気化学的特性を明らかにしながら、固体高分子型燃料電池のカソードのPt代替となり得る酸窒化物を探索する。 研究開発実施期間内にはPt代替となり得る酸窒化物は提案できなかったが、平成19年度JSTシーズ発掘試験「赤から青へと色の制御が可能な新規酸窒化物光機能材料の開発と応用」にて真の赤色顔料が提案できていなかったが、今回、無機赤色顔料のベンガラ(Fe2O3)とほぼ同じ光学スペクトルを有するLaTi0.8Nb0.2(O,N)3やLaTi0.7Nb0.3(O,N)3酸窒化物試料を合成することに成功した。今後、Pt代替材料としての酸窒化物の研究も続けつつも、社会のニーズより大きい赤色顔料の作製に力を入れていきたい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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