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可搬型レーザピーニング装置開発のための レーザピーニング施工条件の効率的検討

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 崎野 良比呂  大阪大学, 接合科学研究所, 講師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、小型QスイッチYAGレーザによる可搬型レーザピーニング装置の開発を見据え、疲労荷重による圧縮残留応力の変化の検討、施工条件が表面残留応力に及ぼす影響の検討および極低出力でのレーザピーニング施工条件の選定を残留応力測定により行った。さらに選定した施工条件でレーザピーニングを施した試験片での疲労試験により、非常に大きな疲労寿命向上効果が確認され、目標としていたパルスエネルギー20mJで疲労寿命が2倍以上とする目標を達成することができた。今後、本研究を基に可搬型のレーザピーニング装置が開発を進め、鋼橋をはじめ様々な構造物の現場の高所・狭隘部等様々な場所と用途に容易に使用可能な疲労寿命向上手法の実現を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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