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層状ナノシート光触媒の色素増感太陽電池への応用展開

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中川 敬三  徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部先進物質材料部門, 講師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要自己組織化プロセスによるラメラ相鋳型法により開発した層状ナノシート光触媒を含むゲルを利用してチタニア電極を作製し、色素増感太陽電池への応用を行った。ナノシート層間に新しい物質粒子層の積層ナノシート構造を形成させ、層状構造の耐久性を向上させることに成功した。しかし、有機色素の光分解実験においては活性が得られ無い等の電極として実用するための今後の研究課題も見つかった。一方、色素増感太陽電池の検討では層状ナノシートのみでは効果的な結果が得られなかったものの、P-25と層状ナノシートを混合したゲルを用いて作製した電極では、重量比を変化させた際にP-25標準電極を上回る変換効率が得られた。今後低温焼成による電極作製法の確立等によりさらなる効率の改善が期待できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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