概要 | 本研究では対話型進化計算を用いた感性検索エージェントを応用し、ユーザの感性に響く魅力的なレシピを提供する食生活支援システムの開発を行った。本システムは、日本標準食品成分表に基づいてエネルギーやカルシウム、タンパク質など13種類の栄養素を算出した7,000件以上のレシピデータベースを有し、栄養バランスを考慮した複数の献立をユーザに提示することができる。また、システムが提示した献立をユーザが評価することにより、ユーザの好みをシステムが学習することができる。これにより、ユーザがシステムを長期的に使用することにより、ユーザの好みと栄養バランスを考慮した献立を推奨することが可能となった。
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