官公庁・消防局間の防災情報共有を容易にする防災3D-GISの開発
研究責任者 |
渡部 正康 愛媛大学, 工学部等技術部, 技術員
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 災害時における被災状況の記録や対応打合せの支援を目的とした対応機関間の情報共有基盤として、防災情報連携3D-GISを開発した。これは地形や建物に衛星写真等の画像を貼付けた俯瞰図の外観とタッチパネルを用いた操作系により構成している。表示されている地形面にペイントや矢印等の機能を用いて災害状況を描き込むと、記入内容は空間データとして登録されると共に、連携した相手方の端末画面にも自動的に反映されるネットワーク共有機能を備えている。 本研究は当初目標通り、GISシステムの開発と防災現場担当者へのヒアリング調査を達成した。今後は災害対応現場における情報連携の改善を企図し、移動体端末環境の開発を進める見込みである。
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