機能性食品のアンチエイジング効果を測定可能なバイオセンサー技術の基礎と応用
研究責任者 |
千葉 卓哉 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 生体センサーの活性化と酸化ストレス耐性との間に正の相関関係が見られたことから、開発したセンサーマウスは概ね実用的なレベルにあると考えられる。しかし、今回アンチエイジング候補分子として期待した物質は、このセンサーを活性化しなかった。抗老化に関与すると示唆されるパスウェイ解析の結果、センサーを活性化させると示唆される遺伝子群を含むパスウェイを同定した。センサーの感度をより高めるための改良を行い、新たな発現コンストラクトを組み込んだ培養細胞系を開発し、現在その有効性を検証している。今後は、この改良型センサーをもつ遺伝子組換えマウスを作製し、当該技術の普及と新たな候補物質の同定を目指す。
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