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乳房腫瘤病変のリアルタイム超音波診断支援システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中山 良平  三重大学, 中央放射線部, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究の目的は、ハンドプローブによる乳房超音波診断装置上でリアルタイムに腫瘤病変の可能性のある箇所を検出し、その位置を医師に提示する検出支援システムを構築することである。腫瘤病変の自動検出アルゴリズムの基礎となる円形強調処理において、腫瘤病変(直径0.5cm~2cm)を効果的に検出できるよう、円形・線状パターン検出フィルタバンクをスケールが大きくなるに従いフィルタ幅が倍となる構造に変更した。また、リアルタイム処理を実現するため、マルチコアCPU とGPGPUによる並列処理で検出支援システムを実装した。目標とした検出率80%以上(偽陽性数1.5個以下/患者)に偽陽性数が到達できなかったが、検出率82.7%(偽陽性数3.83個/患者)を得た。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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