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種子繁殖型イチゴ品種育成を効率化するDNAマーカーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 橋爪 不二夫  三重県農業研究所, 経営・植物工学研究課, 主幹研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要三重県育成イチゴ雑種集団(C系統群)の連鎖地図を用いたQTL解析によって得られた萎黄病罹病性連鎖SSRマーカーFVES3394a、FVES2619から簡易検出マーカーを作成した。このうち、3394(R3394, S3394)は、他系譜の雑種集団においても萎黄病抵抗性・罹病性個体を判定する精度が高かった。本マーカーと、R700由来マーカーを併用することによって、抵抗性ホモとヘテロを識別することが可能となった。これらの萎黄病抵抗性連鎖マーカーを用いて、三重県母本集団(自殖系統)から抵抗性の遺伝子型を示す系統を選抜し、自殖第3代系統を得た。また、C系統群の果実形質、栽培形質を調査し、QTL解析を行った。その結果、糖度、酸度、糖酸比、酸度、赤色度、1果重、1株収量に連鎖する領域、およびその近傍に存在するマーカーを検出できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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