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基板貼り合わせ法による清浄界面を利用した高温超伝導高周波発振素子の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 八巻 和宏  宇都宮大学, 工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究課題では、自己組織化的に成長する高温超伝導体BSCCOウィスカーに着目し、ウィスカーそのものを空洞共振器とする高周波発振素子の開発に取り組んだ。表面劈開技術の改良により、BSCCOウィスカー表面近傍層におけるメサ形成技術を発展させ、微小メサ構造における多重ブランチ構造を確認した。更にメサの大面積化を進め、7 mWを超える電力の発振素子への入力に成功した。今後、性能向上に向けて更なる改良に取り組む。また、ウィスカー素子の参照系として単結晶試料を用いたメサ構造を作製し、低温特性に幾つかの新規知見を得ると共にself-flux法を改良してインターグロースのないウィスカーの成長法を新たに見出した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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