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キュウリ黄化えそ病防除にむけた伝染効率の高い弱毒ウイルスの作出

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 下元 祥史  高知県農業技術センター, 生産環境課, 主任研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要キュウリ黄化えそ病の新たな防除資材として作出した弱毒ウイルス株はキュウリへの感染率が低いことから、強毒株との交雑による新たな弱毒株の作出に取り組んだ。その結果、弱毒株に特有の核酸配列を明らかにし、強毒株との交雑の有無を判別することが可能となった。また、両ウイルス株を混合してキュウリに接種することで得られた交雑系統のうち、純粋な系統まで単離できた2系統を調査した結果、弱毒株のもつMセグメントが弱毒化に影響すること、Lセグメントは感染性への影響は小さいことを明らかにした。しかし、これらの系統は、感染性と症状から実用には不十分と考えられた。今後は、単離途中にある交雑系統について調査を継続していく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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