1. 前のページに戻る

層状粘土触媒によるCO2とエポキシドからの環状カーボネートの製造~層状複塩基性塩への機能集積~

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 原 孝佳  千葉大学, 大学院工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、NiZnという層状無機結晶性化合物のマトリックス内に存在する単核Zn2+種をLewis酸シングルサイトとして利用し、NiZnのアニオン交換能をも利用することで異なる反応活性点を同時に導入し反応空間をも制御した新規触媒開発を行った。具体的には、1)アニオン交換によるLewis塩基の導入、2)導入したLewis塩基分子による層間隔の精密制御、により、NiZnの層間を舞台とするLewis酸-Lewis塩基集積型不均一系触媒を開発し、1気圧CO2雰囲気下という温和な反応条件でのエポキシドへのCO2環化付加反応に有効な不均一系固体触媒を設計・開発した。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst