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新規蛍光プローブを用いたがん分子標的としてのNox1阻害剤の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鎌田 徹  信州大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ROS産生遺伝子Nox1がヒト大腸癌を含む癌細胞の増殖に媒介的役割を果たし、癌治療の新規分子標的となりうることを我々は既に明らかにした。本研究では、将来の癌治療薬開発のために、Nox1の選択的阻害剤の新しいスクリーニング法の技術的検討、及び阻害剤の探索を行った。その結果、我々の新スクリーニング法の有効性を確認し、Nox1によるROS産生を特異的に抑制する天然化合物NOS31を同定することに成功した。今後、前臨床試験を通じてNOS31のさらなる解析を行う予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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