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グリップのユニバーサルデザイン化のための表面形状の最適設計

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 横山 清子  名古屋市立大学, 芸術工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究は、1)表面凹凸の深さ、密度、形状を変化させて作成したグリップを介して、静的に(支える)、あるいは、動的に(捕まえる)荷重を変動させ、筋負担、心理的な握り心地の変化を実験により測定する、2)静的・動的各荷重負荷に対する最適なグリップ表面形状の設計要件を抽出する、3)設計要件に適合するシャワーヘッドを試作し、効果の検証を行う、ことを目標とする。凹凸の深さ0.1mm、凸部が9mm×9mmの矩形の模様において、身体負担低減と握り心地向上の効果が得られた。この表面形状は滑りやすさが大きい欠点があるため、表面形状を均一にせず、手の圧感度が低い部位で握る部分のエッジを増やすなどの工夫が必要で、これについて、具体的な製品を対象とした詳細な実験を今後実施する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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