筋内性ホルモン増加による新規糖尿病治療・予防法開発
研究責任者 |
家光 素行 立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 【目標】本研究の目標は、長期的な運動および性ホルモン様栄養成分の経口摂取による内因性性ホルモン合成の促進が2型糖尿病のインスリン抵抗性を改善させるか否かを検討することである。 【達成度(成果)】高血糖状態の糖尿病モデル動物に長期的な運動あるいは性ホルモン様栄養成分を経口摂取させた結果、性ホルモン濃度の増大とともに血糖値およびインスリン感受性が改善した。また、骨格筋の糖代謝シグナル経路の活性化も認められた。さらに、性ホルモン合成阻害剤の投与により、性ホルモン様栄養成分摂取によるこれらの効果は抑制された。 【今後の展開】今後、ヒトへの検討を進めることにより、生活習慣病に対して予防・改善効果が期待できるサプリメントの製品開発を目指す。
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