1. 前のページに戻る

即効性抗てんかん剤の製品開発研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大守 伊織  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要わが国では約100万人、世界で5,000万人以上のてんかん患者が存在する。てんかん発作が長く続く場合は知能障害や運動障害などの後遺症のみならず生命に危険が及ぶ為、可能な限り早く発作を抑えることが必要である。即効性にてんかん発作を抑制する抗てんかん剤の基盤研究、および、患者や患者家族でも取扱いができる携帯用又は在宅治療用、救急救命士用治療機器の製品化に向けた応用開発研究を実施した。 即効性抗てんかん剤の基盤研究として、 てんかん発作に対して即効性のある混合ガスの組成を検討した。ヒトに応用するにあたって、安全性の確保の観点から、可能な限り二酸化炭素濃度が低い方が望ましいと考え、動物実験により、混合ガスの至適組成を決定した。また本治療剤の発作抑制機序には、血液pHの変化により機能が変動するHCNチャネルの関与が推測された。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst