PAC1シグナリングを標的とする新規の難治性疼痛治療薬の開発
研究責任者 |
宮田 篤郎 鹿児島大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 今日難治性疼痛患者の数は急速に増加し、新規疼痛治療薬の開発は喫緊の課題である。下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ペプチド(PACAP)が痛覚伝達に関与し、その特異的受容体PAC1の阻害により糖尿病性疼痛が改善することから、4種類の新規アンタゴニスト候補ペプチドを得て、他の難治性疼痛に対する効果の評価と鎮痛作用機序の解明を進めた。今後その評価と詳細なメカニズムの解明を通して、新規の難治性疼痛治療薬の開発を目指す。
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