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ラットを用いた新規生殖細胞毒性試験系の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 篠原 隆司  京都大学, 医学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要近年、多くの化学物質や薬剤が生産され、これらの人体への毒性を調べる簡便な方法が必要とされている。生殖毒性の検定には一般に動物実験が広く用いられているが、動物実験ではそのばらつきに加え、他臓器への影響があるため、必ずしも正確にその毒性を調査できない。本研究ではラット精子幹細胞からの精子形成を誘導する実験系の開発を目指した。完全な分化細胞を期間内に得ることはできなかったが、既存の器官培養法よりも安定な培養系を開発した。また通常セルトリ細胞は増殖しないと考えられていたが、試験管内で増幅することが確認した。このセルトリ細胞の培養系の改善を行うことが試験管内精子形成系の完成に必須であると考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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