無縫製ニットを用いた立体形状を持つCFRP製造技術の開発
研究責任者 |
田中 利幸 あいち産業科学技術総合センター, 尾張繊維技術センター, 主任
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 炭素繊維をナイロンウーリー加工糸でカバリングし、ニット基材CFRPを作成した。カバリング糸の量・編成時のゲージ等を検討することで、これまでに比べて強度の25%向上したニット基材CFRPを作成することができた。 帽子形状の金型のCADデータをもとに、無縫製編み機で使用可能な型紙データを作成し、カバリング炭素繊維を編成した。編成データの調整により、炭素繊維を折損なく立体形状に編成することができた。編成したカバリング炭素繊維の成型試験を行った結果、炭素繊維が破断することなく、立体形状の成型品を作成することができた。
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