脳波を利用した重度肢体不自由者用の電動車いすの開発
研究責任者 |
船瀬 新王 名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究は、脳波、特にSSVEPと呼ばれる脳波を使用した重度肢体不自由者用の脳波インタフェースの開発を目指した。 本研究開発においては、特に3つの課題、1)適切な視覚刺激の提示方法、2)視覚刺激の点滅周波数の分別、3)実際の重度肢体不自由者での検証を用意した。 その結果、第1の課題においては、適切な刺激周波数と刺激提示位置を明らかにすることに成功した。第2の課題においては、離散フーリエ変換のみで点滅周波数の推定が可能なことを明らかにした。第3の課題においては、ヒアリングし現システムにおいては問題が生じることを指摘されたため、新システムの構築の準備実験を行った。
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