病原体由来リン酸化酵素阻害剤の開発による新規抗トキソプラズマ薬の探索
研究責任者 |
山本 雅裕 大阪大学, 微生物病研究所感染病態分野, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究開発では、ヒトにおいて致死的な脳症を引き起こすトキソプラズマ原虫の病原性に関与する必須エフェクタータンパク質であるROP18の構造を予測して、その阻害剤を開発することを目的とした。この研究期間中に、我々はROP18のリン酸化酵素ドメインの構造をin silicoで予測し、その立体構造を元に既知の宿主側リン酸化酵素であるDAPK1、Aurora KinaseやTTKなどに相同性が高いことを見出した。またAurora Kinaseの阻害剤が入手可能であることから、in vitroでROP18の活性を抑制できるかについてルシフェラーゼを用いて検討できる系を構築した。今後は構築したin vitroの系を用いて、阻害剤存在下でROP18活性を検討し、阻害できるのであれば生体レベルでトキソプラズマ症の発病を抑制できるかどうかを検討する予定である。
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