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微生物の還元作用(バイオミネラリゼーション)で創出される白金族金属ナノ粒子の工業用触媒としての応用研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小西 康裕  大阪府立大学, 工学研究科 物質・化学系専攻, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、金属イオン還元細菌(Shewanella属細菌)の作用(バイオミネラリゼーション)により常温・常圧下で創出される白金族金属ナノ粒子の工業的利用を図るために、1)燃料電池電極触媒への応用では、シングルナノサイズで、粒子径分布が狭い白金粒子のバイオ調製条件を、また、2)自動車排気ガス触媒への応用では白金族金属ナノ粒子のバイオ調製条件を確立した。さらにバイオ調製した白金族金属ナノ粒子は、モデル反応(色素の液相脱色反応)における不均一触媒として、市販の白金族金属触媒(炭素担持)に比べて数倍から最大で10倍も優れた触媒活性を発揮することを明らかにした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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