新規デバイスを用いた簡易迅速抗菌薬感受性測定法の開発
研究責任者 |
松本 佳巳 大阪大学, 産業科学研究所 感染制御学, 客員教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 臨床検査室における細菌検査の中で菌種同定に比べて迅速化の遅れている感受性測定を専用のデバイスと顕微鏡により3時間以内に迅速化する技術の開発を目指し、臨床評価を進める中でデバイスのデザインを改良し、目視判定基準を設定した。さらに緑膿菌の評価法をマニュアル化した。今期はまた、実用化に向けデバイスの製造方法を改良してコスト削減を追求した。加えて、判定用画像解析ソフトの構築を試みた。今後は、画像解析データを集積し、標準法による判定結果と比較して自動判定の基準を設定する。デバイスの製造関係を共に検討している企業と共同して、さらに臨床で使い易い製品に仕上げる予定である。
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