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磁性ソフトマテリアルを用いた省電力可変弾性システムの構築

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 三俣 哲  山形大学, 大学院理工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要磁性ソフトマテリアルは高分子ゲルやエラストマーに磁性微粒子が分散された材料であり、外部磁界に応答して弾性率が可逆的に変化する。当該研究では、高効率な磁場発生装置の創製、及び磁性エラストマーの高性能化に取り組んだ。磁気回路を最適化することで、重さ100グラム、磁場強度300mT程度のコンパクトな磁場発生装置が得られた。残留磁化を有する磁性粒子を含む磁性エラストマーを合成し、磁場のオンオフで損失正接の値を劇的に変えられることが明らかになった。弾性率変化は従来材料より小さいが、振動のアクティブ制御など、制振材料として極めて有用であることがわかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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