研究責任者 |
山本 公平 大阪府立大学, 総合リハビリテーション学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | ミミズ脂質構成脂肪酸から各種クロマトグラフィーを組み合わせて高度不飽和脂肪酸以外を分画した。分画した脂肪酸をエチルエステルとブチルエステルに変換してマウスへの塗布試験用サンプルとした。塗布試験用サンプルの人工皮脂としての効果を明らかにするため、マウスへの急性炎症誘発作用を検討した。その結果、両者に差はなくマウス背部上皮に炎症性変化は認められなかった。さらにアレルギー性皮膚炎モデルマウスの耳介にアトピー性皮膚炎を誘発させた後、塗布試験用サンプルを塗布し、抗炎症および抗アレルギー作用を観察した。その結果、炎症抑制および炎症治癒作用があることなどを確認した。
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