道路基盤地図情報を用いた走りやすい自転車ルート案内に資する自転車ネットワークデータ生成手法の研究
研究責任者 |
田中 成典 関西大学, 総合情報学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究では、走りやすいルート案内に資する効率的な自転車ネットワークデータ生成手法の実用化を目論み、道路基盤地図情報を用いた自転車走行可能な歩道の判定技術や回避すべき車道の判定技術の確立を目標とした。結果、幾つかの課題があるものの道路基盤地図情報から、道路ネットワークデータのリンクに対応した歩道や路肩の最小幅員を取得できる可能性があることが分かった。本手法が実用化されれば、自転車の運転者向けに路肩の広いルートを案内するなどの走りやすいルート案内サービスの実現に寄与できる。今後は、企業化ニーズを高めるため、さらなる検証や自転車横断帯及び上下線を考慮した自転車ネットワークデータ生成手法の研究をする予定である。
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