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日本沿岸での実使用に耐える高精度沿岸海上風シミュレーターWRF-CWの構築

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大澤 輝夫  神戸大学, 大学院海事科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究課題では、メソ気象モデルWRFを沿岸海域の海上風況推定に最適化した「沿岸海上風シミュレーターWRF-CW」の開発を行った。和歌山県白浜沿岸の海洋観測鉄塔及びブイの2つの観測値と合成開口レーダーによる高解像度風速場の観測値、及びドイツの100m級気象マストの観測値を基にして最適な計算条件の設定を図った。その結果、年平均風速推定誤差5%以内、年平均風力エネルギー密度15%以内の精度を有する洋上風力資源調査手法の基礎の確立を達成するに至った。今後は、この手法を民間会社による風況コンサルティング業務での利用を目指して産学連携を図ると共に、数値計算手法と現場海域におけるブイ観測とを併用する「ブイ観測・数値計算ハイブリッド型洋上風況調査システム」の開発へと応用していく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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