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患者が自己体内で作製する自家結合組織小口径代用血管の応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 渡辺 太治  京都府立医科大学, 大学院医学研究科, 専攻医
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要我々は生体の持つ自己修復力に注目し、宿主体内で形成される自家結合組織管をバイオチューブと名付け代用血管として用いることを目標とした研究を行っている。本研究では作製したバイオチューブの保存用代用血管として応用するため、異種移植(ウサギ⇒犬)を行った。移植は異種グラフトであっても特に大きな問題なく施行可能であった。今後は移植実験を継続し、良好な開存性、再現性を証明するとともに、最適な保存方法を模索する予定である。また耐久性加速試験として、動静脈シャントモデルを作成した。今後は症例数を増やし、シャントとして用いた際の組織学的変化を評価するとともに、穿刺に耐えうるか否かについて検討する必要がある。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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