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非線形動力学論を用いたガスタービンエンジンの希薄吹き消えの検知システム・制御技術の開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
探索タイプ
研究責任者
後藤田 浩
立命館大学, 理工学部 機械工学科, 教授
研究期間 (年度)
2012 – 2013
概要
ガスタービンエンジンでは, 排ガスの低エミッション化において最大の技術課題となっているのは, 吹き消えや振動燃焼などの燃焼不安定の発生である. 本研究は, 力学系理論の考え方を用いて, 吹き消えを事前に検知し, 安定な燃焼状態を維持できる新しい検知・制御技術を開発することを目標とする. ガスタービンモデル燃焼器内の圧力変動から構築される位相空間内の軌道群の平行度を検知システムに適用した結果, 予混合気中の燃料濃度の低下によって発生する吹き消えの事前回避が可能となった.