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免疫寛容性を持ったヒト胎盤由来新規細胞株による虚血性心疾患回復へのアプローチ

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 竹内 純  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要心筋梗塞後の悪化を防ぐ為の細胞移植はいくつかの課題があるものの、即効性や効率性において大きな期待がもたれている。胎盤から抽出された単一の新規細胞株は、心臓前駆細胞にて発現する因子を有する(特許2012)だけでなく、極めて高い血管新生能力と分化転換能を有している。さらに本細胞は「免疫寛容」、「Flk陽性」「細胞数を確保し易い」「生着率高い」ことから、現行の血管内皮細胞より有効性が期待できるため、心筋梗塞マウスモデルを用いて本細胞株の特異性を調査するとともに有効性を実証した。次のステップにおいては、ヒト虚血性心疾患患者や先天性心疾患患者への治療をサポート出来る細胞株樹立した。 今後は、まず特許申請行い、心筋細胞分化能の向上を目指し研究推進を期待する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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