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作業手順の人的誤りに対する頑健性の検査: モデル検証のプロセスへの応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 永藤 直行  金沢大学, 附属病院経営企画部, 特任准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要モデル検証を用いて、手順の頑健性に寄与するタスクの有効性を検証することを目的としている。モデル検証では手順を表す振る舞いモデルと手順の目的を表す時相論式を与える。人的誤りに対する頑健性を検証するときには人的誤りの形式化と振る舞いモデルへの埋め込みが必要である。ここでは人的誤りを omission fault、 selection fault、 sequence fault に分類して、その意味をプロセス代数上でそれぞれ形式化した。この形式化を用いて振る舞いモデルに人的誤りを埋め込む。実験的に、システムの操作手順や一般的な採血手順について適用した。その結果、実際に報告されているシステム障害や事故に至る過程をモデル検証により再現することができた。 Timing fault、 qualitative fault の形式化は今後の課題である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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