高湿度高温度の環境下で作動するシール型高濃度水素センサの探索研究

研究課題

研究責任者	原田修治新潟大学, 自然科学系工学部機能材料工学科, 教授
研究期間 (年度)	2012 – 2013
概要	水素ガス反応性の良い本学開発のEMF型水素センサに対して、燃料電池内部の制御用水素センサや原子力発電所内の水素ガスセンサなどの過酷環境用水素センサには新たなニーズがある。そのためシール型高濃度水素センサの開発を行った。シール型にすることで、酸素ガスの影響を排除し、真空中や液体中などの過酷環境における水素ガスの検知を可能とした。またセンサの構成を耐熱性の高い材質のものとすることで、高温度の環境下の使用にも耐えうるようにした。今後は実用化に向けて水素ガス応答性等のセンサ性能の更なる向上が課題である。