資源循環を指向した微生物活性化剤による有機溶剤含有排水処理技術の開発
研究責任者 |
細田 晃文 名城大学, 農学部生物環境科学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | H24~25年度に実施した本研究では、X. autotrophicus GJ10株によるジクロロメタン分解活性を促進するために、H23年度の研究成果であるBD-1にコーンスティープリカーを添加したBD-Cを添加して連続培養を行った。その結果、HRT 96hの培養条件において、約300 ppmのDCMを80%に分解することができた。しかし、本条件では分解に要する日数が、当初目標の5日間ではなく、10~12日間必要であることが分かった。この結果は、ジクロロメタンから生じるギ酸を蓄積することができず、GJ10株の増殖に使われたため、分解能力を充分に発揮できなかったことが推測された。
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