1. 前のページに戻る

核酸デリバリーシステムのための新規カチオン性脂質の合成と機能評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 出羽 毅久  名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要核酸医療を目的とし、核酸(遺伝子,siRNA)を高効率に細胞内に導入(デリバリー)および機能させるため、(1)細胞への高い取り込み能および(2)細胞内環境下で高い核酸放出能を有する新規カチオン性脂質の合成を行い、その細胞内核酸送達能の評価を行った。高い細胞透過性を有するカチオン性部位と脂質を結合させることにより(1)を実現した。また、その結合に細胞内環境で開裂する結合を用い、細胞内での高い核酸放出能(2)が付与されることにより遺伝子送達活性の増大が認められた。今後、(1)および(2)の機能をあわせ持つ分子の設計・合成により、高効率な核酸デリバリーシステムへと繋げる。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst