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スプライシング因子の操作による抗体ライブラリーからの特異的抗体産生細胞の単離の効率化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 金山 直樹  岡山大学, 大学院自然科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要これまでに変異能力を有したニワトリB細胞株DT40を用いたin vitro抗体作製技術を構築してきた。本研究では、DT40抗体作製技術において目的クローンの選択を効率化する技術の開発を行った。スプライシング因子を用いた細胞選択技術を用いることによって、標的抗原の培養系への添加のみで抗原特異的な抗体産生細胞を選択的に生存させて抗体ライブラリーから効率的に濃縮する方法を検討した。その結果、スプライシング因子および変異関連因子の発現量ならびに選択に用いる抗原の処理濃度、処理回数について最適化することに成功した。本技術は、DT40抗体作製技術よる目的抗体の取得を効率化すると考えられる。今後、各種抗体の取得に本技術を応用して実用化を図る。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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