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環境保全型ダイズ生産のための植物微生物共生生態に関する基礎的研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 佐伯 雄一  宮崎大学, 農学部, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、日本ダイズ品種由来Rj遺伝子集積ダイズ系統への有用根粒菌Bradyrhizobium japonicum USDA110株の競合菌株存在下における根粒占有率評価を行った。その結果、Rj遺伝子集積ダイズは、親品種と比較して、競合根粒菌の感染を抑制し、USDA110株の高い根粒占有率を示した。また、海外品種から育成したRj遺伝子集積ダイズと比較しても、その有用性が確認された。しかし、USDA110株の接種試験では、土着根粒菌の占有率が高く、接種根粒菌の占有率は低い値に留まった。これらの結果から、Rj遺伝子集積ダイズの有用性と有用根粒菌の競合能強化を図る接種資材開発の必要性が示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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